2014年7月7日月曜日

牛丼食うとお金持ちになれないのかしら No.0586



まだ時差ボケなのか、それとももう歳なのか、朝早く起きてしまう。で、朝の6時から吉野家の牛丼(特盛)を食べにいった。好きなんだよね。

ちなみにさ、先日、飛行機の中でプレジデントを読んでたら、稲盛さんの話が出ていたの。あの、最悪の状態だったJALという会社を、たった1人で(と言ってもいいよね)立て直したんだから、ものすごい経営者だよね。

でさ、その中の、記事で、目を引くものがあった。稲盛さんは、、、

吉野家の牛丼が好きということ。

・・・

よく、他人様から「ヒロタさんは金持ちって聞いてるから、毎日すごい高いもの食べてるんでしょうね」といわれる。

アホな。

私の毎日のお食事は、おおむね、カレー、牛丼、ラーメン、そばにうどん。たまにケチャップべったりのスパゲッティ。

ちなみに、秘書のフナが読んだ本で「牛丼屋や立ち食いで飯を食う人間は、お金持ちになれない」と書いてあったらしい。

なので、ひょっとしたら私は、、、

お金持ちにはなれないかも知れない。
まあ別に、、、今のままでいっか。

・・・

稲盛さんは、ラモスさんを接待するとき、一緒に吉野家の牛丼へ行って、並を二つ頼んで、牛皿を一枚追加したらしい。それを二人で食べたんだってさ。いいねえ。

お金がもったいないから?そうじゃない。稲盛さんは(たぶん)何十億円も毎年寄付してるんだから。

そいえば、バリの大富豪のアニキさんも、カップヌードル大好きって言ってた。これまた、他人にお金使うのが趣味のひとだから、ケチでやってる訳じゃない。

・・・

昔、私も若い頃は背伸びして、高い店に行って食べたりしてた。でも、いまはもうあまり価値を感じない。やはり、昔から食ってたものに戻るし、それで十分幸せを感じられる(高くても価値のある美味い店は今も行くよ)。

実際、安くても、うまいしね。

吉野家も、ココイチも、インデアンも、青葉のラーメンも、いわQのおそばも、実際にうまい。んで、安い。

冷房の効いた、屋根の下で、牛肉たっぷりのご飯が200円程度で食べられるなんて、タイの屋台より安いって。レベル考えたら、今の日本の飯屋は世界一安いよ。家賃も、人件費も高いこの国で。

このコストパフォーマンスを感じるとき、幸せな気持ちになるよね。

安くて美味しいものを作ろうとする企業の努力が、味に付加価値を付けてるようにすら感じるんだ。料理の向こうに企業の姿勢が見える感じ。そこにも感動する。

安くてうまいものを作る力。これを文化と呼ぶのだあぁ。

立ち食い上等。
うまけりゃ、いいじゃん。

まあ、人間なんて、座って半畳寝て一畳。
所詮そんなもんだから、気楽に行きたいものだね。

今日も企業の努力に感謝して、安くて美味いものを食べようよ。

・・・

写真は、ちょっと前のだよ。「いわQ」っていう、打ち立て、ゆでたて、揚げたてを出す立ち食い蕎麦屋さんの前だよ。中でまだ食べてるのはフナだよ。

もう移転してしまったんだけど、私はいわQの熱烈なファンだったの。秘書のフナと毎日食べてた。ロールスと運転手付きで180円のそばを食べにいくのだから、何となく貧乏というか、ケチな感じもする。

余談になるけど、私は車が好きだから、それに対するお金はもったいないとは思わないのさ。(実際、少しビジネスにもしてるので少々利益もあるしね)

自分自身が何に価値を感じるか?

他人の価値観でなく、自分の価値観にこそ、、、
お金や時間、自分の努力という「対価」を使いたいものですね。

でわー

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