2016年4月5日火曜日

どんな「考え方」であるべきか No.0672



社内セミナー終わって、そのまま空港に向かって、いまは海外に来ておりますよ。

で、前の記事で「会社が健康で長生き」するためには、「会社の体質」をよくすることが大切だよ、というお話をしたよ。

体質を変えるためには「よい考え方」を毎日言い続け、スタッフ全員に浸透させることが必要ってとこまで話したね。100回言ってダメなら101回言え、と。

でさ「じゃあ、お前んとこはどんな体質を目指してるんだ?お前の言う、よい考え方とはどんなものなんだ?」というお話に行こうかしら。

まあ、続きだわな。

・・・

もちろん、完璧に健康で、ぜったいに風邪も引かない、怪我もしない人間はいない。

ただ、そうなるよう目指すことで、完璧な健康体に僅かでも近づくことが大切だよね。

ウチも、私がこんな話をするからといって「完璧な健康体」であるとは言わない。もし完璧なら、むしろこんな話する必要ないもんね。

私たちも、多くの会社さんと同じように、それを目指すひとりであるだけのことなんだよ。

・・・

さあ、本題。

こで私の言う「よい考え方」とは、、、

月並みだよ?

「お客様のためであるか?」

なんだ。「ふーん、本当に月並みだね」との声が聞こえてきそうだけど、少し注釈が付くよ。

言い換えるね。

「本当の意味で、長期的に見て、お客様のためになるか?」

なんだ。

・・・

大前提として、なんのために会社が存在しているのか?というと、これは「消費者(お客様)のため」に存在してるわけだよね。

消費者が必要とするからその商品があり、それを販売する会社があるんだ。だから、会社のレゾンデートル、存在意義はお客様のためにある。

でも、会社のどういった行動が「本当の意味で、長期的に見て、お客様のためになるか」をしっかりと考えなければならない。

・・・

例えば、お客様に言いにくい事実でも、きちんとお伝えしなければならないよ。長期的に得ができるようリードしなければならない。

お客様は神様だからといって、おべんちゃら使って、全て言われるがままにしたとすると、結果的に損するのはお客様なんだ。

・・・

また、「お客様のため」と言って無謀なサービスをする社員がいたとする。それが続くと、会社は潰れる。それでは永続的にお客様に尽くす(何らかの商品を提供する)ことができなくなるよ。

だから、結果、お客様のためにならない。
ポイントは「長期的に見て、本当に」なんだ。
 
表面的に「お客さまのため」というのではなく、このように、長期的に、結果的に、本当にそれがお客様のためになるのか?を考えなきゃね。

・・・
 
変な例えだけど、子供はアメ玉が食べたいとする。でも、そればかり食べたら虫歯になるよね。だから本当に長期的にためになるようにするには身体に良いものをあげなきゃなんない。こういったこともあるよ。
 
政治の世界ですら同じだよね。
 
国民が「税金払うの嫌だ!」というからって納税をさせなければ、国は潰れてしまう。結果、困るのは国民なんだ。
 
会社も国も、子育てでも、選手を育てるのも、全て同じだよ。
 
・・・
 
もちろん、会社が存在することがお客様のためになるよう、きちんとした適正な利益をいただき、かつそれが業界で最もお値打ちでありながら、かつ最高の商品を提供できるよう切磋琢磨しなければならない。
 
それが会社の存在意義だからね。
 
自分たちは、それを提供できる、本当のプロ中のプロでなければならないよ。価値のあるプロとして。
 
そうあり続けること。
それが「お客様のため」なんだ。

・・・
常に、自分のどんな行動さえも「本当の意味で、長期的にお客様のためになるか?」それを毎日追求し続けなければいけない。
 
それを長年練り上げて、社員全員で共有し、考え方を揃えて、やっと会社の体質はできていくのだと思う。
 
・・・
 
さあ、今日も、何が「本当の意味で、長期的に見て、お客様のためになるか?」を考えよう。
 
頭で、上っ面で考えるのではなく、とことん追求して、どうあるべきかを考えよう。
 
考え方が行動を決める。
行動が未来を決める。
 
ウチの子らにこそ読んで欲しい。これは備忘録でもあるの。だからこそ、こうやって何度も何度も同じフレーズを繰り返して書いてるよ。
 
誇り高く、気高く、プロとして誰にも負けない自負と、お客様の役に立てる自信を持って、理想に身を燃やそう。そんな生き方をした方が、、、

きっと、人生は楽しい。そう思ってるよ。

今回も長かったね。
読んでくれたみなさん、ありがとう。

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