2016年9月24日土曜日

予約困難なお店 No.0688

最近、食べ歩いてるよ。七星さんや吉永さん夫妻が予約を取ってくれてさ、最近よく「予約困難なお店」に行くの。

もともと、予約取れない店って「何ヶ月も待って行ってもなー」なんて思ってた。

「行きたい、とパッと思ったときに行ける店でいいじゃん、なんで店の都合に合わさなきゃいけないんだ、面倒くさいわ」なんて考えてたの。

でもさ、やっぱり素晴らしい。

予約、取れないだけあるよ。

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もとより、東京だと、人数が多いからか、予約なしで食べられるお店ってなかなか少ないのよね。

ウイークエンドの夜は、少なくとも行く前に確認くらいはしないと入れないしさ。

そんな中で、超人気のお店が予約取れないのは、むしろ当たり前だったりするんだ。

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いくつか行ったんだけどさ、その中でも、まず滅多に取れないお店のひとつ「京味」に連れてってもらったよ。

伝説の料理人、西健一郎さんがやってる、和食の最高峰と言われ、マンガ、美味しんぼにも出ているし、ミシュランの星を「いらん」と断った人。

やっぱマジうま。

ちなみに、予約取ってくれた吉永さんの奥さん(めちゃんこグルメな人)は、料理食べて感動して涙を流してた。すごい。

涙を流させる料理ってすごいことだよね。

私は京都にも会社があるし、かなり京都の和食は食べ歩いてる。でも、ここが一番かも。

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で、お寿司のさいとうさんも素晴らしい。次郎さんも素晴らしいけど、あそこはゆっくり飲めないからね。さいとうさん、とても丁寧で、まあ、とにかく完璧。

平先生が「いつでもいいから、つぎの空いてる日に予約お願いします」と言ったら半年先だった。おぎゃー。

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まあそんな感じで、龍吟さん、すゑとみさん、幻燈士なかださん、タカザワさんにナリサワさんなど、なんか食べログを上から全部行ってる感じ。

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なんにしても、こういった超のつく人気店は、おのおの素晴らしいよ。もちろんロオジエやロブションも素晴らしい。(こういう格式ぽいフレンチは割と予約取りやすい。大箱だし)

て、味も素晴らしいが、サーブも素晴らしい。経営者はこういうとこ行くと勉強になるよ。

龍吟さんなんかは、考えすぎてノイローゼになるほど料理の研究をしてる。なかださんは数人以上お客さんを入れない。良いサーブができなくなるから。だから全て目の前で作ってくれる。

すごいね。我々も見習わなきゃな、と思う。

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私の知ってる、これも超のつく人気ホテルの社長なんだけどさ、こういう「最高のおもてなしができるお店」に、定期的に従業員を連れて食べに行くんだ。

で、「このサーブに負けるな、自分たちを磨け」と、少人数ながら最高のおもてなしをするホテルを維持してる。このホテルも予約は最低半年待ちだよ。

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まあ、私もたまにウチの社長たちを連れて行く。

しかし、彼らは焼肉以外の味を知らない。(肉の味にはうるさい)

料理が出てくると、説明を聞かずにふた口で食べてしまう。料理についての感想は、、、

一切ない。

行くだけ無駄なのかもしれない。

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京味のときは、七星さん、吉永さん夫妻と、とにかく一品一品、料理をしっかり味わい、また、料理について語りながら食べた。だからさらに美味しかったのかもしれない。

ひょっとしたら、味というものは、誰とどのように食べるか?がもっとも大きいのかもしれないね。

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ウチの連中の話に戻るけど、だいたい、彼らと打ち合わせし、夜になって「飯食わすよー、何食べたい?」って聞いても100%「焼肉」としか言わない。

「いつも焼肉じゃん、たまには違うの食べようよ、何か他にない?」と聞いても「焼肉」としか答えない。

「いや、だからさー?」「焼肉」、「他のって言ってるじゃん?」「はい焼肉」の繰り返しが続く。

焼肉という日本語しか知らないのか?と思うこともある。少なくとも、食べ物=肉(だけ)と考えてる事だけは確か。

ちなみに、肉にだけは詳しい。一口食べて牛の種類(アンガスだとか産地とか)を当てるくらいはできる。

牛の食べた牧草の種類を当てるヤツもいる。肉の匂いが違うらしい。

まあ、私も含め、肉が主食だからね。しゃーないか。

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さあ、腹減ったなー、吉野家行って特盛に肉皿追加してモリモリ牛丼ヒロタスペシャル食べよ〜っと。

安うまもサイコーだよね!

写真は京味の前だよ!西健一郎さんと愉快な仲間たちです!


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