2017年4月6日木曜日

格闘家 No.0710

元極真会の黒澤選手が亡くなった。まだ54歳。とても強くて、大好きな選手だった。

今日は格闘技の話題だよ。女性の方、ゴメンね。男のコは概ねみんな好きなの。

最近、大山茂師範、大西選手たちカラテ家に限らず、ノックウイー達ムエタイ選手と、なんか格闘家が多く亡くなっていく。

ひとつの時代が終わったような、そんな寂しさがあるよ。

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私は、オヤジがカラテの指導員だったので、小学校の頃から道場に通わされたんだ。

結局、それが高じてボクサー、またキックボクサーになっていくんだけど、一番長かったのはカラテ。戦歴もカラテが圧倒的に多い。ちなみに黒澤選手は、カラテ界のシンボルの一人でもあったんだ。

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男の子は、強くなろうとして身体を鍛えます。

でも、ハードワークやもろもろが原因で命を落とす可能性もあります。黒澤選手も、カラテをやらず、普通に暮らしていたら多分この歳で亡くなることはなかったと思う。

でも、たった一回きりの自分の人生を、やりたいことだけに賭けた、そんな生き方に、決して後悔はされてないと信じたい。

黒澤選手のご冥福を祈ります。

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私も、元プロのキックボクサーだけど、言ってみればマーケティング的「売り文句」であって、決して大した選手だったわけでも、格闘技に人生を捧げたわけでもない。

ただ一応、ボクシング、キック共、プロアマ通して一度も負けてない(大した数じゃないけどね)ので、もっとやってれば、上に行けたとは思う。

まあ、全てのファイターは「自分が世界で一番強い」と、根拠なく信じてるものだからね。

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でも、日和った。

実社会に取り残されるのを恐れて、社会に出てしまった。いつまでも格闘技やってちゃいけない、と考えて、戦線を離脱したんだ。逃げたんだね。

だから、とても心残りがある。引退して30年が経とうとする今でも、まだやりきってない感が残ってる。

今でもタイに行けばムエタイのジムに行くし、トレーニングをやめられない。もう一度リングに上がりたい、せめてエキシビジョンでも、と未練がましく考えてしまう。

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もし、もしもあのまま続けていたら今の私はなかっただろうし、自分としては過分な人生なので、後悔はしてない。

でも、格闘技に、、、

人生を捧げた彼らが、
羨ましくもある。

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ラオウじゃないけどさ、出来れば死ぬときに「我が人生に悔いなし」と言いたい。マンションに杭がないのはダメだけどね。

毎日を一生懸命生きたいものだね。

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写真は引退してからずっと後のものだよ。ガリガリだね。でも今はぷにぷに。まるまるもりもり。悔いどころの話じゃないよ!食い過ぎだよ!

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