2017年10月26日木曜日

ヘッドハンティングの話 No.0759

「小池さんヤメろ」と、希望の党にいる元民損党の○○連中が騒いでいるって記事を読んだよ。
それ見たことか、という感じだよね。
これから、奴らは離党や離反を繰り返すだろう。

これは目に見えていた。

自分の選挙の有利不利のみを狙い、主義をコロコロ変えるコウモリみたいな連中。

当然旗色が変われば、いともたやすく仲間を裏切るさ。

・・・

ポートランドで、ヘッドハンティングの話が出たんだ。

友人の社長がこう言ってた。
「みなさん知ってるかな?君たちの社員はもれなくヘッドハンティングの誘いを受けているよ」

どうも、ヘッドハンティング屋というのがいて、各社の社員に声をかけまくってるらしい。
「あなたの働いている条件より、もっといいところを紹介します」と。

・・・

それを聞いたみんなは、「これはヤバイ」という話になった。私も「へー、そうなんだ」と驚いた。

で、即ウチの社長連中に聞いたんだ。こんなの知ってる?って。

そしたら、ウチの社長たち、口を揃えてこう言ってた。
「会長、そんなん、毎日若い衆から“今日も電話来ました”と報告受けてますよ。ぜーんぶ記録してるから。結構笑えますよ」

・・・

ありがたいことに、スタッフ連中は業者からの誘いをみんなで言い合い、ネタにして面白がってるらしい。

安心したよ。

さすがウチの自慢の若い衆だよ。

・・・

もし、誘われて行くような人間なら、そんな奴はいらない。惜しいとも思わない。

そして、逆の立場として、以前のところを裏切ってこちらに来るような奴もいらない。

民損党の連中と同じだもん。そういう奴はどのみち、どこにいても裏切るからさ。

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かと言って、我々は若い衆に甘えてもいけない。

もっと良い条件を出して来るヘッドハンティング屋に誘われて行ってしまうということは、自分たちの会社、待遇に魅力がないということ。

だから、できる限りの最大限の待遇と、愛情をスタッフに対して持つ必要がある。

それさえやってれば、ヘッドハンティング屋なんて恐れる必要もないはず。

だって、今以上の条件では、そのスタッフを雇えないのだから、諦めもつくってもんでしょ。

・・・

もし、引き抜きがあったとする。

ガッカリするだろうし、悔しいだろうねえ。
「チクショウ、ウチの社員を引き抜きやがって」と思うだろう。

でも、違うんだ。

恨む相手はヘッドハンティング屋ではなく、自分の怠慢なんだ。

最高の条件と、最高のやりがい、そして最高の愛情を与えてない、その経営者にこそ、原因がある。

・・・

かくいう私も、ヘッドハンティングをしたことがある。

平先生のところにいた、もっちー。

早稲田院卒のエリート。ちなみに、ウチは荒武者が多いけど、逆が少ないというか、いない。駅前行って、何でもいいから売ってこい!はできるけど、日記は書けない、みたいな。例えれば清正は多いけど三成がいない、という図式だったのよ。

・・・

もっちーは管理、記録、作戦などその辺りが得意なタイプ。コピーも書ける。今後の展開にとても必要な人間だったの。何より、キチッとしてる。

なので、「もっちーください」と先生にお願いしてみた。

条件なんて何にも話していない。

しかも、タイミングも悪い。東京でやっと保育園が決まったところだったらしい。当然家族も反対する。

でも、男気出して、ウチに来てくれた。

で、思った通り、すごく力を発揮してくれている。いまは名古屋のホールディングスのリーダーとして、掛け替えのない存在になってるよ。

・・・

ヘッドハンティングが悪いとは言わない。でも、移動するなら、それまで世話になってた人たちに筋を通すべきだよね。

そして、条件で移動するのではなく、主義や姿勢、自分を買ってくれるか否か?などで判断したいものだよ。

もし私がヘッドハンティングを依頼するとしたら「俺たちの考え方こそ良し、とする人間を探してくれ」と言うね。

条件のみを求める人間なら、次の新しい条件にも飛びつくよ。

・・・

元民損党の奴らはそういうことをした。

自分たちが当選したいからと、主義を翻して世話になりに行き、結果が悪いからと糾弾する連中だからね。人間のクズと言っていい。

友達にしたい?そんな連中。仲間として安心できる?

日本にはああいう奴らを表現する言葉がある。「恥知らず」というんだ。

あいつらに票が集まらなくてよかったよ。

・・・

働いてる労働条件がとても悪い会社もあるだろう。

昔ならそういうことも多かった。でも今はみんなすぐ辞めちゃうからね、少ないんじゃないかな。

まあ、とにかく、経営者としては、スタッフ達への愛情を欠かしてらならない。

・・・

私はこう思うよ。

経営者のお客は、スタッフなんだ。

経営者はスタッフに気に入られなければいけない。決しておもねるのではなく、強いリーダーシップによる導きと、そして愛情を持って尊敬され、スタッフから気に入られなければならない。

そして、最大限の力を発揮してもらうんだ。それが経営者の仕事だよ。

・・・

写真はウチの連中だよ。なんかたくさんいるねえ。でも一人一人が大切な宝だよ。

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